Velvet Nimbus
記事 · リネン 2026-08-21

リネン素材の特徴と、夏以外の着こなし方

青木 文子
オーナー
2026-08-21
柔らかなテクスチャと生地目が見える青いデニム生地の詳細なクローズアップ画像。

「リネンは夏の素材」という印象を持っている方が多いのですが、実際には春から秋口まで幅広く使える素材です。特にウォッシュドリネンは、洗いをかけることで生まれる柔らかさと、着込むほどに変化する風合いが魅力で、長く付き合える素材のひとつです。

リネンの構造と、なぜシワになるのか

リネンはフラックス(亜麻)の茎から取れる繊維で、綿に比べて繊維が太く、硬さがあります。この硬さがシワになりやすい原因ですが、同時に通気性と吸湿性の高さにもつながっています。着ているうちに体温で繊維が馴染み、シワが自然に落ち着いてくるのもリネンの特性です。

ウォッシュドリネンは製造段階で洗いをかけ、あらかじめ収縮と柔軟化を進めた素材です。最初から柔らかく、シワも自然な風合いとして馴染みやすいため、日常使いに向いています。

秋口のリネン、重ね着で使う

9月から10月にかけての横浜は、日中は20度を超える日もあり、リネンのシャツブラウスが活躍する季節です。薄手のニットカーディガンと重ねると、気温の変化に対応しやすくなります。

リネンは重ね着の中間層としても機能します。ウールのジャケットやコートのインナーに使うと、綿のシャツより軽く、汗を吸いやすいので快適です。秋のコーディネートにリネンを取り入れることで、衣替えの時期を少し引き延ばすことができます。

自宅での洗い方と、乾かし方

リネンは水洗いできる素材ですが、洗濯機を使う場合はネットに入れて弱水流で洗ってください。脱水は短めにし、形を整えてから干すと、シワが落ち着きやすくなります。

乾燥機は繊維を傷めるので避けてください。直射日光での乾燥は色褪せの原因になるため、陰干しが基本です。完全に乾く前に取り込んで、軽くたたいて形を整えると仕上がりがきれいです。

リネンは使い込むほどに柔らかくなり、色も落ち着いてきます。最初の1〜2回の洗いで風合いが変わることがあるので、焦らず付き合ってみてください。

#リネン#素材#お手入れ#秋コーデ

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